お知らせ
NEWS

若いお姉ちゃんだけがやるんやないんやで、ピラティスは。

『グループレッスンでもその方に合った微調整をしていただけるので満足感が高く、効果も感じやすいです』

 

グループクラスに通ってくださるお客様の実際のお声です。

ありがたくて、大変励みになります。

 

 

マウムのグループクラスは、定員4名様の少人数クラスです。※通常定員5名様

大勢での一体感あるグループクラスも大好きなんですが、少人数にこだわっているのは訳があります。

 

ちょっと長くなりますが、お付き合いください。

 

私は整形外科付属のスタジオでの指導経験があります。

医療機関附属とあって、お客様はリハビリ中やリハビリ終了後だったり、動きに制限のある方が多くいらっしゃいました。

 

ある日。

理学療法士から「RYOCOさん。一人ピラティスを薦めたい方がいらっしゃるんだけど…」と相談がありました。

 

理学療法的にも低負荷の運動が必要だったのはもちろんですが、日々自宅で塞ぎ込む姿をご主人が心配されていたという経緯がありました。

 

その方はご事情により会話でのコミュニケーションが取りづらく、運動面ではポジション制限がありました。

そのため「運動すること」も「人と交流すること」も諦めておられました。

理学療法士がピラティスにお誘いしても「またね」「そのうちね」と流されて。

 

ついに、長く説得を繰り返された理学療法士と一緒に受講する形で来られました。

 

その方はレッスン中、不安でソワソワしていました。

事情があってできないポジションのこと。

そのことをどうやって皆の前で伝えようか。

そんなことばかり考えていたそうです。

 

あらかじめ理学療法士から情報を得ていた私は、そのポジションを避け、お話ししなくても一緒の時間が共有できるように工夫をしました。

もちろん、他のお客様も楽しんでいただきました。

 

「私にもできる運動があった!私も皆と同じ時間が共有できるんだ!」

 

自信を持ったその方は、理学療法士がいなくても毎週のピラティスを楽しみに来てくださいました。

友達もでき、関節の可動域も上がり、自宅での生活にも大きな変化が生まれました。

 

 

数日後、私は『看護師』として、その方のご主人とお会いしました。

 

 

「おお、あんた!ええの家内に教えてくれたな〜。テェラピス!」

「テェラピスのおかげで、家内が家でよう笑うようになってな〜」

「家でワシにテェラピスで見つかった友達の話してくれたり、『今日はこんなんやった』って見せてくれたり、あんだけ寝れへん言うてたのに、明日テェラピスやから早よ寝る言うねん。えらい変わりようや。昔に戻ったみたいで嬉しいわ」

ご主人は満面の笑みで、たたみ掛けるように話されました。

奥様の笑顔を久しぶりに見たご主人の喜ぶ様子が、おわかりいただけるかと思います。

 

当然、私が「お父さん、『ピラティス』ですからね!」言うのも耳に入ってません笑。

 

「テェラピスは若いお姉ちゃんがやるもんやって娘が言うからな。家内みたいにできひんことがあってもいけるんやな〜びっくりしたわ」

 

ここです。

 

若いお姉ちゃんだけがやるものではありません、ピラティスは。

 

ピラティスは老若男女、経験の有無、年齢問わずできます。

誰でもできるんです、ピラティスは。

 

当然、お父さんにも薦めましたが…。

「え?…ワシはやらんけど」

お約束ですが「やらんのか〜い!!!!!」と二人で爆笑したのを忘れません。

 

この出来事から、ピラティスのグループクラスでの質と効果にこだわるようになりました。

美容として。

健康として。

リハビリとして。

そして、メンタルヘルスとして。

 

 

マウムの全てのインストラクターは医療従事者として、医療現場に従事した経験がございます。

看護師。理学療法士。柔道整復師。医療事務。

ピラティスにプラスαのサポートをさせていただけるかと思います。

 

マウムのグループクラスでは、お一人お一人のお身体の個性やお悩み、目的に合わせつつ、グループクラスでしか味わえない一体感・達成感を持っていただけるように、ご提供させていただいております。

中にはお客様の安全面への配慮からプライベートレッスンをお薦めする場合もございます。何卒ご了承くださいませ。

 

 

あ。

そして、このご主人はその後もずっと『テェラピス』言うてはりました。

ええんです、それで。

お父さんの中で、奥様の笑顔と『テェラピス』が記憶に残っていれば。

 

ジョセフ氏もきっと、それでええ言うてる思います。

 

皆さんも、こだわりのマウムのグループクラスで心も身体も元気になりましょう!